就職活動の留意点②
会社説明会
2023年2月に名古屋芸術大学フィルの特別公演に行ってきました。名古屋芸術大学と横山幸雄先生はじめ一流ピアニストが指導されているMPA音楽院、名古屋音楽学校の共同主催で行われた才能ある若きピアニストを支援する試みです。モーツァルト、ベートーベン、ラフマニノフのピアノ協奏曲3曲を各曲2人、小学6年生から高校3年生までの6人のピアニストが弾きました。その演奏が凄いのなんの。特に最後のラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の2、3楽章を弾いた高校2年生は圧巻でした。あるピアニストから、「昔はプロでもラフマニノフを弾ける人は少なかったが、今は高校生で弾ける人が出てきて、日本のピアノ演奏技術は飛躍的に伸びた」とのお話を伺いましたが、合点がいく演奏でした。3楽章なんか、もう、弾いている手が見えない(笑)
さて、就活の留意点の続きです。3月1日に広報活動が解禁され、一斉に会社説明会が始まりました。リクナビ、マイナビなど就職支援機関のサイトを見ると、毎日のようにどこかで会社説明会が開催されています。ここ3年、新型コロナウィルスのため大勢で集まることができませんでしたが、今年は引き続きオンライン開催が多くある一方、実会場での開催も多く見受けられます。こうしたイベントには是非足を運んでみましょう。実際に行ってみると、人が多く圧倒されるかもしれませんが、徐々に慣れてきます。怯まずに各社のブースを回ってみてください。地元で開催される説明会ですと、地域について知るいい機会にもなります。
説明会には一社による単独開催と複数の企業による合同説明会があります。 “説明会”ではありますが、単なる説明会とは思わない方がいいです。「説明会だと思って気軽に行ったら、その場で面接が行われた」などという話はよく耳にしますし、アンケートや訪問カードの記入内容、その場での受け答えなども選考の参考にしている企業は多いもの。ですから説明会も“本番モード”で行く心掛けが必要です。